Prepare for 2027

2027年度の補助金
地域の小さな宿・お店が年内にやっておくこと

結論:地域の小さな宿・お店が年内にやっておくことは5つです。

  1. 小規模事業者持続化補助金(第20回)に出すかを11月中に決める。受付は2026年11月5日〜12月15日の予定、商工会議所・商工会の「事業支援計画書」の発行の依頼は12月4日まで。
  2. 地元の商工会議所・商工会に相談の予約を入れる。
  3. 「何に使うか」を1枚にする(販路を広げる取り組みと、その費用の見積り)。
  4. 自治体の補助は、申し込みの前の「意向調査」が入口になっている場合がある。来年度の発表を見落とさないよう、市の窓口の案内の受け取り方を今のうちに確かめておく。
  5. 補助金は後払い。先に払うお金(自己負担と立て替え)の手当てを決めておく。

はじめに:補助金は「募集が出てから」では間に合わないことが多い

伊豆山ラヴと12FUNDを運営している私たち(株式会社エートゥーナンバーレコード)も、熱海・伊豆山で全5室の小さな宿「123 MUSIC & RESORTS」を営む、地域の小さな事業者です。宿やお店を続けるには、売上のほかに「次の一手のための資金」が要ります。その選択肢の一つが補助金ですが、補助金は募集が出てから準備を始めると、書類と相談の予約が締切に間に合わないことがよくあります。

この記事では、2026年10月26日に確かめた公表の情報だけを使って、年内にやっておくことを整理します。

1. 小規模事業者持続化補助金(第20回):12月15日締切の予定

  • 受付:2026年11月5日(木)開始、12月15日(火)締切の予定
  • 商工会議所・商工会の「事業支援計画書」の発行の依頼:12月4日まで
  • 補助上限:50万円(補助率は3分の2)。インボイス特例で+50万円、賃金引上げ特例で+150万円。賃金引上げ特例に取り組む赤字の事業者は補助率が4分の3
  • 対象:自分で作った経営計画にもとづく、販路を広げる取り組み(あわせて行う業務の効率化を含む)
  • ポイント:特例を申し込んで要件を一つでも満たせないと、特例の分だけでなく補助金全体が対象外になると案内されています

小さな宿・お店での使いみちの例(どれが対象になるかは公募要領と商工会議所の確認が必要です):

  • 宿の公式サイトの予約ページの改良、外国のお客様向けの案内の作り直し
  • お店の看板・チラシ・パンフレットの作り直し
  • 地元の催しに合わせた新しい商品・プランの案内

出典:J-Net21(中小企業基盤整備機構)「持続化補助金<一般型・通常枠>第20回公募要領を公開」、中小企業庁 公募情報

年内の段取り(持続化補助金 第20回) 10月〜11月上旬使いみちを1枚に 11/5受付開始 12/4商工会議所の書類の依頼まで 12/15締切(予定) 日付は2026年10月26日に確かめた公表の内容。申し込み前に公式の公募要領で確かめるのがおすすめです。

2. 商工会議所・商工会に相談の予約を入れる

持続化補助金は、地元の商工会議所・商工会の支援を受けて申し込む仕組みです(どちらの窓口かは、お店の所在地で決まります)。締切の前は相談が集中しやすいので、早めに一度、予約を入れておくのがおすすめです。持っていくものは、次の3.の「1枚」と、直近の決算書や確定申告書の控えです。

3. 「何に使うか」を1枚にする

補助金の申請書で一番時間がかかるのは、「だれに・何を・どう届けて売上を伸ばすか」を言葉にするところです。次の4行だけ、先に書いておくと相談が早くなります。

  • いま来てくれているお客様:
  • 来年、新しく来てほしいお客様:
  • そのために作るもの・変えるもの(費用の見積りつき):
  • それで何が変わるか(予約・来店・問い合わせ):

計画書の書き方は「事業計画書で落ちやすい所」、公募要領の読み方は「公募要領の読み方」にまとめています。

4. 自治体の補助は「意向調査」を見落とさない

国の補助金とは別に、市や県が独自の補助を出していることがあります。自治体の補助には、申し込みの前に「意向調査」を行い、それを出していない事業者はその年度の対象にならない形のものもあります。こうした形の補助は、冬のうちに工事の見積りを取っておかないと間に合いません。年内に、熱海市の担当課からの案内の受け取り方を確かめておきましょう。来年度の内容と日程は、市の発表で確かめるのがおすすめです。

5. 補助金は後払い:先に出るお金の手当てを決めておく

補助金は、事業を実施して支払いを済ませた後に、審査を経て入金されるのが基本です。自己負担の分に加えて、補助される分もいったん立て替える必要があります。

年内に決めておきたいのは、立て替えるお金をどこから出すか(手元の資金・金融機関の借入・クラウドファンディングなど)です。補助の対象にならない費用を、クラウドファンディングで支援を集めて賄う組み合わせもあります。

よくある質問

持続化補助金の第20回の締切はいつですか?

2026年12月15日(火)の予定です。商工会議所・商工会への事業支援計画書の発行の依頼は12月4日までと案内されています。公式の公募要領で確かめるのがおすすめです。

小さな宿や民泊でも申し込めますか?

対象は小規模事業者です。宿泊業の場合の従業員数などの条件は公募要領に書かれていますので、商工会議所・商工会で確かめるのがおすすめです。

いくらまで補助されますか?

通常は上限50万円・補助率3分の2です。インボイス特例・賃金引上げ特例を使うと上限が上がります(上乗せは最大200万円)。要件を一つでも満たせないと補助金全体が対象外になることがあるので、特例は慎重に選んでください。

熱海市の補助はいつ募集がありますか?

来年度の日程は市の発表でご覧いただけます。自治体の補助には、申し込みの前に「意向調査」を行う形のものがあり、その場合は春の早い時期に締切が来ることがあります。

補助金とクラウドファンディングは一緒に使えますか?

同じ費用に二重に補助やお金を受けることは認められないのが一般的です。どの費用を補助金で、どの費用を支援で賄うかを分けて計画するのが安全です。具体的な組み立ては12FUNDにご相談ください。

12FUNDにご相談ください

12FUNDでは、補助金と組み合わせた資金づくりの計画、自己負担の分をクラウドファンディングで集める組み立て、地域の方や企業と組む企画づくりのご相談を受けています。

資金づくりを相談するチーム伊豆山(TEAM123)のLINEで相談する

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記事の更新日:2026年10月26日。運営:株式会社エートゥーナンバーレコード。数字・日付は公表の内容を確かめた範囲です。申し込みの前に公式の公募要領で確かめるのがおすすめです。